Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

階段デザイン

「階段の落下防止に、コレ!おすすめです」

以前からよく設計し終わったあとに、オーナーさんに聞かれることがあります。

それは、デザイン性の良い階段や手すりをデザインしたものの、
やはり子供が小さなうちは危険なので、せめてその間だけでも、なにか対処出来ませんかね、、
確かに自分でもそこまで考えて提案できてなかったので、正直困ってしまった、
そんなケースがありました。

家が完成してから子供ができ、そういった生活サイクルに合わせた提案というものは、
設計者としても、とても重要な事ですね。

そこで、これはオーナーさんが自ら時間と手間をかけて実際に行った
「手すり落下防止用ネット」のビフォーアフターです。


まずはビフォー
こんな感じで、オシャレなライフスタイルを行っていました。
設計段階では、この二階から、正面の大きな白壁にプロジェクターで
投影した映画を観たりするために、抜けの良い手すりは必須でした。





そしてアフター
ネットを装着後。
ほとんどネットの違和感も無く、ピーンと綺麗にネットが張られています。
ネット自体もかなり丈夫で、子供が触れても大丈夫、との事です。

子供がまだ小さいうちだけの、一時的なものと考えれば、美観的にも気になりませんね。

そして、たるませない様に、ぴったり寸法で張っていくのがポイントの様ですが、
ロープで固定していくので、手すりに傷を付けない、と言うのが良いですね!

詳しい取付け方法はこちらから→http://crossmodelife.com/2014/02/01/5142/




美意識の高いオーナーさん、
決して生活感を出さず、空間を演出している、こだわりを感じますね ^_^

オーナーの「Kさん」貴重な情報提供を
ありがとうございます!





最後に、、、

こんなケースのデザインの場合は、
まだ対策が見えてません、(汗)

どなたか、なにか良いアイデアがあれば、教えてください!






「ヨーロピアン.シックな階段」

シンプルで奇をてらわない、
しかし、シックで上品なヨーロピアンSTYLEの階段事例を紹介します。

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ステップ一段目を幅を広げて、アールをとりました。
ステップの踏板の鼻面の部分もアールに加工してあります。







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階段室の壁も階段の蹴上も塗装で仕上げてます。
色はグレーで、一面だけアクセントで濃いめのグレーでペイント。
ロートアイアンの手すりが、ヨーロピアンテイストを醸し出してます。

このシンプルな階段デザインがリビングのポイントになってます。






「階段のデザイン」

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「階段のデザイン」
階段の照明って結構難しいですよね。
この事例では、シンプルなオークの手すりに下へ向けて間接照明を仕込み、足もとの照度を確保しながら、壁面を柔らかい光で演出しました。壁からの方持ちのオーク材の段板もこの階段の特徴のひとつで、モダンで軽やかな印象をあたえます。階段下の部屋にはこの家のアクセントカラーのパープルを壁面全体にペイントしました。
毎日がワクワクする様な階段が出来上がりました。
プロフィール

大浦比呂志

数々の有名デザイン事務所で店舗デザイン、個人住宅建築、インテリアデザインなどに幅広く携わる。
1994年にネイチャーデコール(大浦比呂志創作デザイン研究所)を設立。
「人にやさしい 自然体の暮らし」というコンセプトをもとに、
独自のテイストで注文住宅を数多く手掛ける。
「自分らしく、自然 体でいられる豊かな生活」「五感に訴える空間づくり」を提案。

ギャラリー
  • 「インテリアも整い、竣工撮影!」
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