Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

リビング

「自分の好きな家具が似合う家創り」

自分の好きな家具や雑貨が似合う家創り、そんなインテリアから入った家創りが
あっても良いと思う。
愛着もった大切な家具や好きなテイスト、世界観に囲まれながら生活していくこと、
むしろ、一番近い身の回りのものだからこそ、
そこにこだわっていくことは、価値のある豊かな生活。

一生使える定番の名作家具も良いが、その時代感にフィットしたものを
チョイスしながら、トレンドにあわせて、入れ替えたり加えたりしながら
ファッションの様に自由にインテリアを楽しんでいくことが なんとなく今の時代っぽいのかも。

ネイチャーデコールで家を建てようというオーナーさんからここ何年か
よく耳にする家具やインテリアのスタイルとして、
「TRUCK」「ロンハーマン」「サラグレース」そんなお店が多いですね。 

 「TRUCK」であれば、カフェやインダストリアルな空間を嗜好するお客さん、
 「ロンハーマン」であれば、明るいカリフォルニアスタイルを嗜好するお客さん
 「サラグレース」は女性が多く、シャビーやシックなフレンチな空間を嗜好するお客さん

そのひとつのワードから、創り上げたい空間のイメージの方向性を掴んでいくことが出来ます。
もちろん、それらをミックスしたようなオリジナルなものを求めてこられる人も沢山居ますが、、

そんな自分の好きな家具や雑貨がマッチしてるリビングやダイニングの事例を
いくつかご紹介していきます。



1.「TRUCK」の家具が似合う家
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リビングのソファなどをTRUCKの家具でコーディネート。

オリジナルのテレビ台や空間全体のトーンやマテリアルも違和感なく、
どこ懐かしい落ち着きのある、空間に仕上がってます。
時代感を取り入れながらも、飽きの来ない空間です。






2.「ロンハーマン」な空間
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「ロンハーマン」と「ヘザーブラウン」が似合う空間を、というオーダー
ではじまりました。
オーナーがハワイに行くたびに集めてきた「ヘザーブラウン」の絵、
白い板貼りの壁、青い海や空を感じさせるブルーのアクセントカラーが
明るいカリフォルニアなイメージ。

ブルーと白の「セブンスチェア」に古材のオーク材のオリジナルテーブルを合わせました。








3.「サラグレース」の雑貨や小物が大好きなオーナーさんの場合
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ベースとなる、ダイニングの椅子、テーブル、照明などはネイチャーデコールで
製作したり個人輸入してきたものをご提案。

この空間に、「サラグレース」の小物をオーナーさんがコーディネート
していくようです。
甘くなりすぎない「フレンチシック」や「シャビー」な空間に仕立ててます。





4.「パシフィックファニチャー」の家具でまとめたリビング
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ソファやセンターテーブルなど「パシフィックファニチャーサービス」の
家具を取り入れながらも、パシフィック色を強調せず、
全体的には、北欧タッチの要素を感じさせながらモダンにまとめたリビングルーム。

ラグやクッション、照明、カーテンなどもトータルでインテリアコーディネートしてます。






5.定番チェアにオリジナルのテーブルをコーディネート
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定番の白いチューリップチェアにオリジナル製作のテーブルをコーディネート
した、ダイニングです。

こういった名作チェアも、すべてをデザイナーズ家具でまとめてしまうと、
堅苦しいイメージになり、オリジナリティも無くなってしまいます。
そこで、古材とアイアンを使ったオリジナル製作のテーブルでくずしていくことで、
新しいコーディネートになってきます。
洋服で言うところの、ドレスダウンですね。



こんな感じで、家具や照明などのインテリアによって、
空間は大きく変わっていきます。

しっかしこのスタイル表現の巾、凄いな〜、、(自画自讃...笑)
どんなトレンドでも調理しちゃいますよ!


自分はどんな家具が好きなのか? 
そこから家全体を決めていく家創りも良いのではないでしょうか。








 

「リビングを広く見せるための7つの設計手法」

部屋はゆとりを持って計画したいもの。

そこで、少しでも部屋が広く見える、広く感じられるための、7つのポイントと設計手法を僕の自宅のリビングで具体的な例をもとにお話ししていきます。



1.視線を外に繋げていく。
部屋を室内空間だけに留めておかず、ピクチャーウインドや大きなドアなどにより、視線が外にも繋がるようにする。
その際に、床の素材なども内外で合わせる事で、一体感が出てきます。

…それにしても、このニコルの姿勢は困ったものだ。。。





2.床面積プラス容積で広がりを
吹抜けです。
一般天井高の2500㎜前後に比べて、この縦への開放性は想像以上に広がりを感じさせます。ただし注意したいのは、ただ吹抜けが高ければ良いというものではありません。その空間にあった程よい高さをしっかり計画していかないと、かえって落ち着かない…という事にもなりかねません。




3.出窓効果
そのままフラットな壁に取付く窓に比べて、250㎜程度の出窓を作ることで、印象はかなり違います。それにより空間にも立体感が生まれてきます。
どうしても、そこまでの寸法が確保出来無い、という場合でも壁一枚分の出窓があることで、広がりが生まれます。





4.部屋を仕切らず繋がりをもたせる
部屋を仕切るのは低い腰壁、そして床に段差を付けたり、床の素材を変えたり、部屋ごとの天井高を変えることで、家のゾーニング分けをします。
壁で仕切って部屋を分けずに、家全体に一体感をもたせて繋げて見せることで、
視線が奥に通り、視覚的に広く感じられます。






5.しっかりとした収納計画
はじめにしっかりとした収納計画をしておかないと、部屋はあっという間にもので溢れてしまいます。
どこになにを仕舞うか、適材適所に必要な収納をインテリアに合わせた造作家具でデザインしトータルバランスが図れれば、ストレスの無い暮らしができるでしょう。ものが溢れないスッキリした広い部屋は収納計画からはじまります。






6.インテリアグリーンの活用
適度なインテリアグリーンで息の抜けるスポットをつくることで、空間に広がりと潤いが加わる。





7.小物で雑音を出しすぎない
ディスプレイも引き算、間引くところから。
いくら好きなものでも、ごちゃごちゃと細かな飾り付けが多くなると、掃除も行き届かなくなってきます。
旅の思い出やお気に入りのディスプレイもテーマを決めて抑えていくことで、より一層引き立ち、部屋の演出ポイントとして広がりが生まれます。





実際、我が家のリビングは10帖そこそこの広さです。
けっして広いとは言えないリビングですが、来てくれた人は皆さん、「広いリビングですね〜」と言っていただけます。

それは、細かな設計手法で物理的な帖数以上の、広がりを感じさせることが可能です。












「定番 !白のバリエーションの世界」

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もう20年も前からのネイチャーデコール定番の組み合わせ。
「白いバリエーションの世界」

左官の壁の白。天井の板貼りの白。
白いブリック。古材の梁や柱の白。
同じ「白」でも、様々な素材から発するハーモニー。

「White on White 」は時代が変わっても普遍的ですね。




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この家のリビングは、
「White on White」の世界にオーナーが大好きな、トラックの家具をコーディネートした事例です。

「間接照明で繋ぐ…」

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サンテラス〜リビング〜ダイニングと
南北に奥行きのある部屋を天井面のホリゾント、間接照明の光で繋ぎました。

間接照明の先にあるダイニングは、北面で暗くなりがちなので、トップライトからの光で明るさを確保。

「アートのある暮らし」

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この吹き抜けに飾られた大きな絵は、
この御宅の息子さんの作品です。
設計段階から絵を飾る場所として想定しながら計画されました。



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リビングルーム全景です。
絵が違和感なく、インテリアコーディネートされてます。



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自分で手作りして楽しんでいるオーナーさんは、こんなアートの様な照明も手作りしてしまってます。
アートのある暮らし…まさに自分流ですね。

「スチール製作建具」

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せめてLDKには、アルミサッシを使いたくない、そんなオーナーの希望でこの開口部は全てスチールでオーダーにより製作されました。南に面したガラスはLow-eのペアガラスで、フレームは極力細くスッキリと見せるために、強度を考えながら、フラットバーを小さな組み合わせで構成してます。フレームの仕上げはスチールの素地感を出していくため、黒染めで仕上げました。
ただ流石にこの大開口の引き分けドアは重く開け閉めには苦労しそうです。(汗)

「引きこもり空間」

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リビングの一角に、引きこもり空間を作りました。リビングより床に段差を持たせて、15cm程あげてます。またその部屋には潜る様なカッコで入っていくわけですが、開口部には自然の流木を使用し、その有機的なカタチを生かしたまま、下がり壁にしました。こんな変則的な空間があることで、家全体に奥行き感が生まれ、限られたスペースも心理的に広く感じさせる効果があります。

「TRUCKのソファをリビングに…」

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オーナーお気に入りの「TRUCK」のソファをリビングに…
奥に見えるのは、壁面に組み込まれたワインセラー、その隣にはバーカウンターが。
テラコッタの床、白い板貼り天井、アクセントに白い古材の梁と柱。趣味指向性の明確な、まさに自分仕様の部屋ですね。

「外と繋がる」

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「外と繋がる」
外を取り込みリビングルームと一体感をもたせた事例です。この開放感を生み出すために、一役買っているのが、「フルオープン、アルミ折戸」です。これは開口部いっぱいまでオープンに出来るのが特徴です。
勿論、しっかり網戸も組み込まれております。デッキの先の遠く離れた緑まで取り込み、まるで自然の中に居る様な非日常感を味わうことが出来ます。

「写真家のための週末の家」

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「写真家のための週末の家」
この御宅は、伊豆高原にアトリエ&ギャラリー&別荘として建てた、写真家のための週末の家です。まさにアートギャラリーの様に大きな白壁に写真が映える設えを用意しました。アートに囲まれた空間には、必要以上な素材の主張は無用です。ここではオークのライムワックス仕上げの床に、プレーンな左官の壁で仕上げ、モノクロの作品が生きるマテリアルで構成しました。

「サンタフェスタイルでほっこり空間」

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「サンタフェスタイルでほっこり空間」
角のとれた、厚みのある左官の壁に同じく左官で塗り込まれたベンチ。
有機的な大きなアーチの壁。
素焼きのテラコッタタイルと存在感のある古材の梁。天井からはロートアイアンの照明器具。サンタフェスタイルは人を優しく包み込んでしまう、温かさと包容力があります。時代に左右されない普遍的な心のよりどころが、サンタフェの家にはあります。
2011年の事例からのご紹介です。

「東京ロフトスタイル」

投稿写真

「東京ロフトスタイル」
住宅に非日常空間を。天井からの巨大なシャンデリアがロフトデザインのアクセントになってます。BARカウンターはダイニングと併用、スチールの螺旋階段を上るとSOHOになってます。東京 大田区にデザインした2011年の事例です。


プロフィール

大浦比呂志

数々の有名デザイン事務所で店舗デザイン、個人住宅建築、インテリアデザインなどに幅広く携わる。
1994年にネイチャーデコール(大浦比呂志創作デザイン研究所)を設立。
「人にやさしい 自然体の暮らし」というコンセプトをもとに、
独自のテイストで注文住宅を数多く手掛ける。
「自分らしく、自然 体でいられる豊かな生活」「五感に訴える空間づくり」を提案。

ギャラリー
  • 「インテリアも整い、竣工撮影!」
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