Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

マテリアル

「擬石がほぼ完了しました!」

個人邸の外観エントランスの壁に仕上げていた、擬石が本日 ほぼ完成しました!

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アフターはこんな感じ。





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ビフォー まだ色も目地も入れる前の造形の段階です。






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窓の上にも、まぐさの様に石の固まりに見える擬石でリアルに造形。

エージングワークと目地詰めに予定以上の人区が掛かってしまいましたが、
この通り、どう見ても、石にしか見えないリアルな表情が再現出来ました!






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この後、最終仕上げにトップコートを塗って、この仕事がようやく終わります。

こういった特殊技術者集団って凄いですね。「技」に脱帽です。

そして更に、このアーチには、
鍛造のオリジナルロートアイアンの門扉が設置されます。

かなりの面構えになりそうな予感。





「青いガラスブロック」

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マスターベッドルームのベッドヘッドに青いガラスブロックを組込みました。

隣接するリビングの吹抜けの窓からの自然光を通して、幻想的な面白い光をベッドルームに取り込む事が出来ました。








「ボード アンド バテン」ビーチSTYLEな仕上げ

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「ボード アンド バテン」Board&Batten
板(Board)と角材(Batten)を交互に張っていく張り方。
主に北米などで、レッドシダーを使い外部に仕上げる張り方。




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これを室内の壁に用いて白ペイントで塗りつぶしていく。
合わせて、天井の梁とパイン材の板張りを同様に、白ペイントで仕上げていくと、
この様に、ハワイのコテージハウスにあるような、ビーチSTYLEの内装仕上げとなる。
窓開口や壁面の間口を見ながら、割り付けに注意をはらい決めていきます。





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こんな事例を参考にしながら、
ビーチSTYLEなイメージをよりリアルに調整していきました。




「懐かしタイルの洗面所」

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スティックタイプのこの色味。
どこか懐かしい、レトロチックなタイルで仕上げた洗面所。

焼き物の陶器のシンクに、
水栓は機能的でモダンなデザインのものを合わせてます。



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洗面台の全景です。

お馴染みのメディスンキャビネット。
ミラーの裏側が奥行の少ない収納になっていて、化粧品や歯ブラシ、シェーバーなどが収納出来ます。背面からの間接照明の柔らかな光も効果的です。

そしてキャビネットの扉は、古材(バーンウッド)プレーナー掛けWAXフィニッシュ。





「フランス オーベルジュの壁を再現」

今計画中の住宅案件「T邸」と戸建店舗案件の外装で、フランスのオーベルジュの壁面を再現すべく、おなじみの造形屋さんと
擬石のサンプル打合せを行いました。


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住宅案件「T邸」のイメージスケッチ

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戸建店舗案件のイメージスケッチ






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サンプルといえども、相当な重量になるため、サンプルサイズを750角で製作。

これをもとに、
色味、質感、目地幅などをチェックしていきます。

立体感は現場で凹凸を見ながら、
全体のバランスをはかります。

無い素材は作ってしまう。

これがネイチャーデコールのモノ創りに一貫してます。





「フランス壁 セニピエール」

何年か前にPARISに行った時、建設中の新しいアパートメントを見て、凄くひかれる素材に出くわした。




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景観条例の厳しいPARISでは、街並みの色や素材に揃えて新しい建造物を造っていく。という事が徹底されていて、そこで目についたのが、この石のような壁。

これは石積みではなく、なんと左官で作っているのです。

この自然なリアリティ 日本でも是非実現したい!
そして、帰国後早速近い素材を探しあてました。




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その名は「フランス壁 セニピエール」
それで仕上げた事例がこの家のエントランスゲートです。

このセニピエールという材料は、鏝で削る様に施工していき、更にサンダーで磨き押さえして光沢感を出して、石をイメージして仕上げていく。

湿度、気候、を読みながら乾燥時間を計算し、経験と勘、そしてセンスの要求されるとっても気まぐれな、まさにフランス人の様な素材です。



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今 進行中の現場ではこの気まぐれな素材を暖炉回りの壁で施工してます。

何パターンかの仕上げイメージサンプルを事前に作ってもらい、それを手掛かりに、いざ施工開始!

この寒い中、なかなか良いタイミングを測れず、昨日は四時間待ってもまだまだ固まらず、翌日に持ち越されてしまいました。

気まぐれな素材とのお付き合いは、
ホント大変ですね。。

「足場板 リサイクルウッドとして使用」

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工事現場の高所作業で使われていた、木製足場(杉材)をリサイクルウッドとして再生。




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使い込まれた足場ならではの味わい、
そしてそのコストパフォーマンスから、
こんな素材に理解のあるオーナーさんに喜ばれています。




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この現場では、ビルトインガレージの壁面一面にこの様に貼り込みました。

男っぽいガレージ空間が出来上がります。

使い方も様々で、家具を作ってみたりでも
良い感じになりますよ。

「思い通りの色サンプル 出来上がり!」

今、進行中の秦野T邸。
この家のLDのフロアに複雑なフローリングのパターン貼りを指定をしていて、サンプル上がりを楽しみに待っていたところ、思い通りのモノが上がってきました!

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何が複雑かと言いますと、
この様に幅の違う二種のサイズ、そして樹種の違う二種のもの、そこに色の濃淡の巾を持たせながら、バランスを見ていく。

いったい何通りの組み合わせが出てくるのか???

そんな楽しい不安を払拭すべく、ベストなバランスに!

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この細いものは、巾58ミリ 厚さ20ミリで
樹種はメープルとヒッコリー

この色加減 バッチリ!




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それにこの幅広の、130ミリの同じくメープルとヒッコリーを組み合わせ。

樹種の比率もどうしていくか…

この手間が仕上がりをあげていくことに繋がります。

想像すると、
貼り上がりが、今から楽しみです。

「オリジナル! 波のアートガラス」

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サーファーの家
オリジナルで波をイメージしたアートガラスを製作しました。

どこかに自分らしさを、しっかりわかる
「カタチ」で残したい。
そこで実現したのが、この作品。





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階段ホールの明かり取りとして設置したガラスの手前に見えるのは、
おなじみのスターライト。


海と波と星… 素敵ですね!

「サウスサンドストーン」

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サウスサンドストーン、琉球石灰岩とも言われていて、南国ムード溢れる素材です。
外構にもアクセントが生まれ、家全体の表情が豊かになる。






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サウスサンドストーンを使用した玄関アプローチです。

石を積み上げる様に、施工していくのがよりリアルに魅せるポイントです。

ここは、モダンバリスタイルの事例です。

「定番 !白のバリエーションの世界」

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もう20年も前からのネイチャーデコール定番の組み合わせ。
「白いバリエーションの世界」

左官の壁の白。天井の板貼りの白。
白いブリック。古材の梁や柱の白。
同じ「白」でも、様々な素材から発するハーモニー。

「White on White 」は時代が変わっても普遍的ですね。




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この家のリビングは、
「White on White」の世界にオーナーが大好きな、トラックの家具をコーディネートした事例です。

「インディージョーンズな家 途中経過」

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今 横浜旭区で進めているリノベーション。
玄関ホールになんと、直径約5m、高さは吹き抜け貫通の7m以上の巨大な岩肌をリアルに再現。
その途中経過のお知らせです。




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まずは模型で全体の構想を固め、このような資料をもとに、岩肌のディテールを詰めていきます。



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ネイチャーデコール ブレーンの造形集団の手によるものです。

造形はほぼこれで出来上がり、昨日から着色作業に取り掛かってます。

そしてフィニッシュは所々に苔をつけていきます。

「インディージョーンズな家」
完成は1月末の予定です!

「カラーのガラスブロック」

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壁面にランダムに取り付けられた、
100角のガラスブロック。

黄色のカラーガラスブロックが自然光を拾い、部屋を黄色く色付けてくれます。

照明による人工的な色とは違い、
何か幻想的な感じに演出されます。




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これはリビングの壁の一部に組み込まれたものです。
アイアンのシャンデリアも、より異国感を醸し出してます。

「モロッコ風タイル」

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「モロッコ風タイル」
化粧室の一面だけアクセントのモロッコ風タイルを。

「掘り出し物が‼」

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事務所の片付け、レイアウト変更をしていたら、面白い掘り出し物が色々出てきました!
これは、アイアンの錆びた鋲や取っ手などなど…
この中には、旅先で買ってきたものもあります。
また、どこかの家で隠れた味付けに一役買ってくれそうです。

「収納扉の仕上げサンプル 色々」

今日はラスティックな収納扉の仕上げサンプルをいくつかまとめてご紹介します。
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これは定番のバーンウッドを使用したもの。風化したグレーの枯れた感じが飽きのない定番に。



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古材にプレーナー掛けして、オイルステンWAX仕上げのもの。




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これは、ウズクリといって、目に沿って金ブラシで木目が浮き出す様に掛けていき、
グレーのオイルステンWAX仕上げ。



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少し素材感をミックスさせて、スチールの素地のフレームにランダムな古材を合わせたもの。ハード目なインテリアにも似合います。



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樹種もプレーナーのあて具合も、色味も違うランダムな古材をパッチワークさせたもの。



扉のひとつの表情で家具の印象は無限大に広がります。
それが、オーダー家具の楽しみです。

「特殊塗装」

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これらのグリーンの壁や赤い壁はスポンジング塗装で海面やスポンジに塗料をつけて軽く叩くように塗装で表情を出していく仕上げです。アートペイントとも呼ばれるように、一般のキチッと仕上げていく建築塗装に比べ、ペインターのセンスが要求されるものです。




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アートペイントに合わせて、巾木やモールディングには、エージング塗装で仕上げました。使い込んだ感を自然な表情で出すのがこのエージングのポイントになります。
ここでは、ペイントだけで無く、最後にワックスで汚しを入れました。

「黒いシーリングファン」

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アジアンテイストのリビングの天井を見上げました。

ザックリとした網代で仕上げ、黒いシーリングファンを取付ました。

「古材のオークをランダム貼りで…」

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巾の異なる3種のアンティークオーク材のフローリングをランダム貼りで施工した事例です。
古材特有の、のこ目跡や虫食い跡、シミなどと共に巾の違いが独特な良い表情を出してます。




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1ドル紙幣を仕上げのウレタン塗装で一緒に固めてしまい、遊び心いっぱいの仕上げが出来ました。

「ウォールペーパーもなかなかイイ!」

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最近はプリントの精度も上がり、ウォールペーパーもなかなかいいものが選べますね。これは触らないとほとんど見分けが付かない、古材の壁紙です。
ホンモノの古材の扉と組合わせると、よりリアリティが…

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これは面白壁紙で、壁全体に額縁が描かれたもの。
そこに、お気に入りの写真を貼ったり、絵を貼ったり、アイデア次第で楽しみが広がります。
これは小学校の女の子のお部屋です。
感性が豊かになりそうですね〜。
プロフィール

大浦比呂志

数々の有名デザイン事務所で店舗デザイン、個人住宅建築、インテリアデザインなどに幅広く携わる。
1994年にネイチャーデコール(大浦比呂志創作デザイン研究所)を設立。
「人にやさしい 自然体の暮らし」というコンセプトをもとに、
独自のテイストで注文住宅を数多く手掛ける。
「自分らしく、自然 体でいられる豊かな生活」「五感に訴える空間づくり」を提案。

ギャラリー
  • 「インテリアも整い、竣工撮影!」
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