「住職併用リノベーション」引渡し。

長かったこのプロジェクトもようやく今日が引渡しとなりました。

このブログでも何度か紹介しましたが、
ネイチャーデコール主体でイニシアチブを取りながら進めていくいつもの形とは異なり、100%オーナーさんが「こうしたい!」をひとつひとつくみ取り、パーツや一部素材までオーナーさんの思い入れのある支給品を取り込み、それを具現化させていった、リノベーション。

確かにここまで変則的なカタチの進め方は、なかなか他では出来ない事で、
設計の組み立てもさる事ながら、臨機応変な施工側の能力と対応が問われる仕事でした。

オーナーの「自分でやりたい!」という熱い思いがあれば、かなり変則的な事であっても、皆を動かす事が出切るんだなあ〜とあらためて感じました。

今日の引渡しは、空間の「器」の完成であり、
この白いキャンバスに、オーナーセレクトのこだわりの家具やアンティーク、ディスプレイや調度品が加わり、はじめてこの空間の完成となるので、
今回は、空間の「器」の部分の主にディテールを中心に紹介します。



職(アトリエ)の重厚な黒いアンティークドアから、エントランスを見る。





エントランスホールから、階段室。







造作のハンドメイドキッチンまわり。






まだガランとしたリビングルーム。

生活感のあるテレビは重厚なアンティークドアの扉の裏に隠して。








アトリエの扉、エージングワークなど。








引渡しなのに、このパワダールームまわりはまだ完成前で、これからフィニッシュへ。



この家本体は、30年近く前のヘーベルハウスでした。。

こんなカタチで、完成した今回のリノベーション。
オーナーさんには大変喜んでいただきました!


こだわりの家具がセッティングされた段階で、また全体を紹介させていただきますね。