江戸川区 「住職併用のリノベーション」もいよいよ追込み中。
予定では、5月中旬完成でしたが、ここにきて、少し押して来ています。(汗)

エントランスホールは、このチャーチ型のアーチとフットライトの間接照明が、上層階への期待感とスムーズな動線をアプローチしてくれてます。

壁は漆喰で仕上げています。





これもエントランスホール。

この床はまだまだ仕上げ途中ですが、
最近のネイチャーデコールのプランではちょくちょく登場してくる素材です。

この床の仕上げまでのプロセスは、
また単独でこのブログからお知らせしますが、
最近自分の、一番お気に入りのマテリアルのひとつなんです。


明かり取りに使われてる、この鋳物の
装飾パネルは、オーナーさんの支給品。

このお宅は、家具やドアノブ、照明器具や衛生陶器などなど、そんな支給品がそこかしこに組み込まれた家なんです。




長さが3メートル近くあった、アンティークの扉は、この様にテレビをわざわざ隠すため、そしてインテリアのアクセントのために、サイズをこの家に合わせて詰め、更にこれからこの上に白のエージングを施して完成します。



次回は、仕事スペースやLDKの全貌が、
もう少しお知らせ出来ると思います。




設計段階での打合せでは、なんと7時間以上も掛けた、ガチな打合せがなんども行われました。。
そこまで、長期戦になる事は珍しいパターンでしたが、独自の世界観を持っておられるオーナーさん。
なかなか、妥協が無く、本音を言わせてもらうと、正直なんども折れそうになっていた事を思い出されます。

そんなプロセスを踏んできた家も、あと数週間で完成する、と思うとホッとする様な、寂しい様な、、

これ、引渡しが近くなると、毎回味わう独特な感じなんです。

オーナーの熱い思いがこもった、良いお宅になりそうです。