二世帯住宅のエントランスのお話。

最近は二世帯住宅のご相談をうけることも増えてきましたが、
皆さんがはじめに気にされるのは、完全に分離した二世帯なのか、
何かを共用していく二世帯なのか、と言う点。

そんな中でも導入部分のエントランスをまずどうしていくか。
玄関を分けてしまうのか、それとも大きな玄関ホールとして
その部分を共用にしていくか、、
それはご家族の距離感や生活サイクルの違いなどにより、
アプローチの仕方は変わってくるものです。

ネイチャーデコールの過去の事例から、エントランスのイメージを
膨らませてください。



1.完全分離型のエントランスの事例
稲垣邸
玄関ドアの前のエントランスポーチにゆとりを持たせ、
玄関ドア、ポスト、インターフォンもそれぞれが別々で
完全に分離型のエントランスの事例です。

それぞれの世帯でドアの色やデザインなどを変えてみても面白いですね。








2.玄関を共有にした事例. その.1
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まず、アイアンゲートが共有でここから長いアプローチを通って
玄関ホールへ向かいます。
インターフォンもポストも別々に用意しました。

そして一枚の玄関ドアを開けると、二世帯共有の玄関ホールとなります。
広い玄関ホールはそのまま、共有のガーデンへと繋がります。

この玄関ホールから、それぞれの世帯への入口のドアがあります。

玄関前のポーチ〜玄関ホール〜ガーデンを共有にした事例です。








3.玄関を共有にした事例. その.2
長谷川

やはり、ネイチャーデコールの事例で多いのは、
このように、玄関ホールを二世帯で広く取り、そこから外に繋がり、
ガーデンも共有にしていく、というケース。



限られたスペースを最大限に生かし、
くっつきすぎず、離れすぎず、程よい距離を持ちながら、
お互い目を配っていける、そんな繋がりをもてるつくりかたが
ストレス無くて良いのでしょうね。