Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

2015年09月

「まさに 左官壁の競演」

こんな現場ははじめてです。。

なにがはじめてかというと、
ひとつの現場に別々の左官&モルタル造形の業者さんがなんと4社入っています。

お互いにやりにくいのでしょうが、
無理を言って今回はこの様なケースになってしまいました。

特色のある左官の表現を出していく為、
個々に専門の仕上げを得意とする業者さんにお願いすることとなりました。


1.はじめの左官業者
これは、ベースとなる珪藻土の仕上げを担当してもらう、メインの建築側の左官屋さんです。
おなじみの、ネイチャーデコール標準仕様のテクスチャーを仕上げてもらいます。






2.モヤモヤっとした壁の業者
外壁全体を実に微妙な感じで、
この様にモヤモヤっと仕上げてもらいます。エージングではなく、わざとらしくなりすぎない感じのこの自然なモヤモヤ壁。

色見本がある訳でもなく、小さなサンプルからは到底イメージなど出来ず、、
仕上がりの正解は無いので、これはほとんど主観的な感覚がゴールになります。






3.擬石のモルタル造形WORKS
以前にもこのブログで紹介した、
リアルな石積みを再現した、アートワークスによる擬石のモルタル造形です。

この業者は確実にこちらの意図するイメージを再現してくれるので安心です。





4.地層壁
下の階段部分に上の画像のイメージで地層を再現した壁面を製作します。
これは今回はじめての試みなので、サンプル作りからイメージの伝達、微妙なニュアンスを伝えていくのになかなか苦労しています。そろそろ施工に入りますので、その様子はまたお知らせしますね。


こんな訳で、まさに左官屋さんのセッションの様な、現場。

左官屋さんが4社入るって、いゃ〜本当に熱い現場。

我ながら、ここまで仕事を複雑にしなくても…  とは思うのですが、、
それが「世界にひとつだけの家」
完成が楽しみです。



職人の技と魂が現場に宿っていく、
そんな感じです。








「ようやく外構工事完了!」

もう引越しされて、数ヶ月が経ちますが、横浜市青葉区の「パリSTYLEの家」
先日ようやく外構工事が完了しました。

なるべく引渡しと同時に外回りもバッチリ完成させて、お引渡しとしたいところですが、
どうしていつもこうなってしまう。。

このアイアンのフェンスにオーナーさんの趣味のバラをコツコツ誘引させていきます。

また、外壁にもあらかじめワイアーを張り、色付くバラで埋め尽くしていくようです。


こうして工事の期間中であれば、
現場としてちょいちょい顔を出すことも出来るのですが、実際出来上がってしまうと、なかなかめったに行けなくなってしまう。

一年のうちに何棟も生み落とせない家である故、やはり出来上がりは嬉しいような、さびしいような。。。
手塩にかけたお宅はそんなもんなんですよね。どの家も。

そんな気持ちで繋ぎ止めているのが、
もしかして、残工事の外構工事だったりするのかもしれません。
…決して意図的では無いのですが。




「秋のオープンに向けて、あと一歩」

いま進行中の「いえみせ リノベーションカフェ」が秋のオープンに向けて
着々と内装が出来上がってきました。

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カウンターにはこれからメニューが取り付き、
天井からは、大きなインダストリアルな照明が吊られます。

この部分、やはり天井を取り壊し高さを持たせたことは正解でした。







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この壁紙、「遊び」で取り入れたのですが、
これがなかなかリアルで良くできてます。

書棚の一部に隠し扉を設けて、その裏には隠れた部屋が...
そんな仕掛けも出来そうですね。。 





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ブリックの壁に、ハンガードアもつり込まれました。






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サインはこれから製作ですが、ロゴが入るとお店らしい
面構えになることでしょう。



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今日はデッキの塗装の日。

来年のいま頃は、この広いデッキで美味しいおとしたてのコーヒーがいただけます。
一番良い時期ですね。

完成まで、あともう一歩です。






 

「雑誌掲載のお知らせ」

扶桑社から発売されている
「住まいの設計」創刊55年記念号にネイチャーデコールの家が紹介され、
出版社から掲載誌が届きました。

今回のテーマは「イヌやネコと一緒に暮らす」
横浜市青葉区の「O邸」が、3ページにわたり紹介されています。 

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誌面からは、犬と暮らす家族の楽しさが伝わってきます。

是非ご覧下さい!




あなたは犬派? 猫派?
ネイチャーデコールのオーナーさんはやはりペット好きが多いですね〜
犬派、猫派どちらもいますが、どちらかというと犬派が多いでしょうか。

我が家は大型犬、犬派です(笑)

最近は自宅での 設計打合せが多いのですが、
犬は、犬好きの人を見分けるアンテナが敏感で、この人は甘えさせてくれそう〜と
目をキラキラさせています。 

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そして、こちらが挨拶するより早く玄関に飛び出し、
お客さんのスリッパをくわえて、
「ほら〜スリッパ持ってきたよ〜」と、大歓迎する始末です、、

これ、毎度恒例の事となってしまってるんですが、
なかなか、犬のうれしさいっぱいの感情を抑えることは難しいです、、(汗) 


皆さんには、ごめいわくをお掛けしますが、この場を借りて、
おわびいたします。。





















 

「大工さんの”技”に脱帽」

「こんなことを、現場でやってるの〜!」

、、、つい、そう叫んでしまいました。

それは、ストックルーム内の棚板の製作なのですが、
不定形のアールの壁に合わせた棚板作りを、現場で、しかも大工さんが
一枚一枚そのアールに合わせて作っていたのです。

勿論、アールを割り出し、その型をもとに家具屋さんで製作していくものと思っていて、
そもそも現場で作れるとは、全く考えていなかったので驚いてしまいました。 

 その棚板とは、こんな感じです。
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一定寸法でないアール、しかも棚板はそれぞれ可動式になっています。

固定ならまだしも、この可動ということでも、相当気を使わねばなりません。。









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この精度は、現場製作で出来る精度ではないですね〜

本当に大工さんの"技"に脱帽しました。


こうした、プロ集団と創り上げていく仕事は、
デザイナーとして、とっても安心です!

職人さんの"技"に感謝ですね。










 

「緑がやさしい、下町のケーキ屋さん」

行列の出来る、下町のケーキ屋さん
「お菓子やビスキュイ」も
バームクーヘン工房を作り、3度目のリニューアルを行いちょうど一年が経ちました。

その頃は、まだ若々しかったガーデンの
緑もすっかり根付き、ファサードに良い感じで馴染んできました。


いつも季節の花を添えながら、定期的に
このガーデンを管理しているのが、
軽井沢のガーデン&ファニチャーズ。

ネイチャーデコールの建物には欠かす事の出来ない、強力なパートナーです。

建物も庭も気をかけて、手を加えていくと、いつも生き生きとしています。

ファサードに緑や四季の花を添える事で、ホッと癒されるものです。







オーナーのお店に対する愛情が感じ取れますね。












海外テレビドラマのインテリアをイメージ!」

最近は、かなり遠方での仕事もあり、
今回の物件は栃木県の小山市。
大型のリノベーションがいよいよ解体工事からスタートします。 

今回、オーナーさんから渡されたインテリアデザインのイメージは
なんと海外ドラマからのもの。
その海外ドラマとは、NYを舞台にしたドラマで「ホワイトカラー」。
主人公のニールの部屋をイメージして欲しい、というものでした。

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その「ニールの部屋」の感じはこんなイメージ。

たぶん高層の建物の最上階の部屋で
勾配の大きな天窓が特徴的。全体的には落ち着いた色調でここはNY、
スノッブ感溢れる印象をうけますね。

そして、大きな書棚とアンティークの家具、
ダイニングルームにある暖炉などがこの部屋のエレメントとなってきます。










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このイメージをもとにデザイン提案したのは、、

まず、1階に大きな天窓のサンルームを増築しました。 
「ニールの部屋」では天窓が一体空間にありましたが、
ここではあえて、サンルーム的な用途を持たせるために、
床材も替え、部屋は繋がっていながら、印象を変えていくようにしました。 

ヘリンボーンの床からタイルに切り替わっていきます。

そして部屋の中心に暖炉。
これも、クラッシックなものは避けて、モダンな要素を取り入れています。







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そしてなんといっても、この部屋のメインには、吹き抜けを通して
2階までそびえ立つ、大きな本棚です。
このような、図書館のような大きな本棚、ず〜とやってみたかったんです。
これを取り入れるために、わざわざ天井を取り壊し、
リビングには今まで無かった、吹き抜けを設けることにしました。

家族皆が読書家のこのお宅には欠かせない、必要な用途のひとつでもあります。 

お父様が大切にしてきた、巨大なスピーカーも部屋のインテリアに
マッチングして、より生かされてきたようです。








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リビングからダイニングエリアを見る。

アンティークブリックにハンガードア。


こんなかたちで、ドラマのワンシーンをイメージに
創り上げていく、リノベーションも新しいですね。









 

「思い出の焼き鳥屋」

もう、いまから30年くらい前、、
そんな若い頃、浮いた 沈んだ、いろんな事を先輩や部下と夜な夜な語り明かした、焼き鳥屋。

たまたま、その店の近くで打合せがあり、懐かしくもあり、一人カウンターで一杯。。

この店の、このカウンターの空気感はまったく その頃と変わってない。

初心に戻れる場所があるって良いですね。

あの頃、夢見た自分が、今の俺を見てどう思うんだろうか?

人生なんて、ホントあっという間。







そして、恵比寿の夜も、その頃とは
変わってしまった…


悪くはないな…

悪くない。

たぶん…



基本  あの頃となんも変わってないから、、(進歩なし!)

それを、良し としよう。



お〜 恥ずかしい

…  今日は、酔っ払いのつぶやき、、
ということで














「今日の現場 アートワークス擬石作業」

今日は、今 進行中の現場「横須賀 秋谷の家」アートワークス擬石工事
の最終フィニッシュのチェック。

一般住宅にも商業施設で行われるようなアートワークスを導入するのが
ネイチャーデコールの家ですが、今回はよりリアルな石積みの壁を表現する為に
いつものおなじみの造形集団に入っていただき、ファサード部分の演出をお願いしました。


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全体的には、モッサリとした田舎風な表現は避け、
比較的エッジのたったモダンな外観に、このアールの石のボリューム感と
質感をぶつけて、相反した印象をファサードにもたせていくのが今回の狙いです。

このアールの石の壁は、このまま室内にも入り込んでいくようになってます。

まだ、フィニッシュの目地は入れたての画像なので、色が濃く出ていますが
乾いていくと、ベージュ系のあっさりとした色味に落ち着いていきます。

大切なのは、アミューズメントパークのようにはなってしまわないこと!
大げさな作られた感ではなく、そこに存在していたかのような「もともと感」。








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近ずいてみるとこんな感じに、石が埋め込まれ小砂利の入った
厚く大きな目地が目立ってきます。

はじめにモルタル造形で石を形取り、
その上から、ひとつひとつの石に着色をして、陰影を出して
一旦石を石の状態で落ち着かせた後に、その上から目地を重ねていく。

ここまでの日程が下地のある状態から、約7日間掛かっています。 

非常に手間暇の掛かるまさにアートワークスです。









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頼りになる、いつもの造形集団。

3人でここまでの作業を行っています。

あと、1日〜2日でフィニッシュになりますが、いま行っているのがとても
重要な作業で、目地を自然に馴染ませ整えていく作業です。 


インパクトのあるファサードが出来そうです!









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こんな夕方から海に入ったら、すっごく気持ちの良さそうな日でしたが、
今日はあいにく、車にボードを積んでいなく、
後ろ髪引かれる思いで、事務所に戻ることとします。。。







 
プロフィール

大浦比呂志

数々の有名デザイン事務所で店舗デザイン、個人住宅建築、インテリアデザインなどに幅広く携わる。
1994年にネイチャーデコール(大浦比呂志創作デザイン研究所)を設立。
「人にやさしい 自然体の暮らし」というコンセプトをもとに、
独自のテイストで注文住宅を数多く手掛ける。
「自分らしく、自然 体でいられる豊かな生活」「五感に訴える空間づくり」を提案。

ギャラリー
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