Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

2015年04月

「敷地境界線がなんと 海!」

鎌倉そして横須賀の秋谷と海方面の案件がどんどん動き出している中、
本日は、三浦半島の先端、「油壺」で新たに地鎮祭が行われました!

目の前には停泊したヨット、そして敷地の境界線が海、という
サイコーなロケーションでのプロジェクトです。

建物からこんな至近距離に海が見えるのもはじめての経験です。

また、停泊している自分のヨットまではボートで行くようです。

まさに、楽しむ為にあるビーチハウスの計画です。


 ◯油壺 ビーチハウス 地鎮祭
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今日は、晴天の青空には恵まれませんでしたが、
透明感のある穏やかな海は、日本であることを忘れさせます。 










 ◯横須賀 秋谷のリゾートハウス 棟上げ
1

2

3

そして、午後からは横須賀、秋谷の家の棟上げがありました。

2階に予定されている、カバードテラスからの、遠くの海見えも
落ち着いた感じで、とてもリラックス出来そうです。 



海を感じる暮らし やはり良いですね〜 








 

「いつもの朝時間」



ビリニコの散歩を済ませ、
我が家のスモール、スモールガーデンの
水やりをするのが、毎朝の日課。





近くの里山までの散歩で、
まったり気味のニコル君。
結構、たっぷり歩いてます。

この時期は、山に入ると、
ウグイスや鳥のさえずりが気持ち良いですね〜





春は、ハーブや色々な花が色を付け出し
生命力に溢れて、朝から元気になります。

いつもと変わらない、
ささやかな朝時間ですが、
今日も一日 頑張りましょう!






「ホームページ内 "WORKS"を更新しました!」

ホームページ内 ”WORKS"を更新しました!

「オーナーこだわりのリゾートミックス」

オーナーが出張先で目にした数々の国のリゾート感をかたちにした家です。
オーナーの揺るぎない熱意により、自分たちにフィットした家が誕生しました!


トップ

くわしい内容は、コチラからご覧下さい!









 

「こんな床材も面白い」

今回はちょっと面白い床材の紹介。

最近は結構「ヘリンボーン」も人気の床パターンのひとつですが、
そのヘリンボーンでこんなタイプのモノを使いました。

 ●事例 1
写真 1
写真 3
写真 2
古材を白くペイントしたヘリンボーン

上の事例は、壁面に同じく白の板を乱貼りしコーディネートしたものです。










 ●事例 2
  写真 5

これは、変則的なパーケット貼り
パーケットの様でもありヘリンボーンの様でもあるパターン。




写真 4

床から壁にかけて同じ変則パーケットで仕上げた事例です。 








 ●事例 3
写真 2
写真 1

これは、900角でパーケットを組んだパターン。








 

「青空を待って、またまた竣工撮影」

今年は雨の多い4月ですね〜。

竣工したお宅の撮影がたまってしまって、やはり熱を込めて創りあげた家、
しっかりその足跡は画像に納めておかねばなりません。

そんな訳で、ここのところ雨の多い日が続きましたが、青空を見つけて朝から竣工写真の撮影です。

青空に映えますね〜
この奥様の愛車 チィンクエチェントの
イエローが。

まるでイタリアか〜 と思いきやアンテナがリアルに目立ってしまいました。(汗)






この擬石、アイアン、左官のテクスチャー   現場での色々な事が思い出されます。

ちょっと物思いにふけりながら、
モノクロ画像で  入口から…






家具も観葉植物も良い感じで、
インテリアに溶け込んでいました。

丁寧な暮らしぶりが窺えます。






女性でも、カメラマンって呼ぶのかな?

ナイスな2人組。
いつもありがとう〜 ^ ^





素敵なファミリーショットを…

この家を計画中に産まれた可愛いお嬢さん。
この家に包まれ、この環境の中で感性豊かに育っていくんだろうな〜


とても素敵な家が出来ました。


近々、HPのWORKSに近作としてアップしますので、お楽しみに‼︎








「グラフィックワークを住宅に取り入れても面白い!」

先日竣工写真の撮影にいった、レディースクリニックの事例をもとに、
サインやグラフィックワークをもっと一般住宅にも取り入れても面白いのでは?
ということで、その可能性についてお話ししたいと思います。

ここでは、グラフィックデザイナー、イラストレーター、など
一般の住宅建築の現場ではあまり登場しないクリエーターも、
ネイチャーデコールパートナーとしてプロジェクトに参画してもらい、
トータルコンセプトに従い、製作してもらいました。


館内マップ
広い館内、わかりやすくマップ化した館内表示を入口付近に設置しました。

いわゆる平面図をグラフィカルにデザイン処理して、
素材も赤サビ鉄板を切り抜き、内照式の光で浮かび上がるようにしました。 









イラストマップ
2
マップ化した館内表示だけではわかりにくい...といった年配の方や、
急いでいる方に向けては、簡単なピクトグラム(イラスト化した記号)の様な
ものに、フロアと矢印をつけて、ビジュアルでわかるようなものもデザインし
クリニックの中央部分に用意しました。

機能性と遊び心を兼ねたデザインですね。







A

B

65_large


各室のドアの横には、15センチ各程度のデザインされたルーム表示を作りました。

凝ったドアに、ありきたりな表示プレートでは残念ですのもね〜








A表示

A





B表示

B

そして、このレディースクリニックの目玉のひとつ、
12室の宿泊ルーム、その各部屋には、ハーブの名前を付けました。

入口には、「ジャスミン」「ネロリ」「ラベンダー」などのハーブの名前のプレートがあり、
部屋に入ると、一面の壁にそのハーブのイラストと、簡単な効用が英語で書かれ
それぞれのイメージのアクセントカラーと共に、インパクトウォールとなってます。

こんな部屋で、新しい生命の誕生を迎える...なんてワクワクしますよね〜



こういったグラフィックワークを一般の住宅に取り入れてみるのはいかがですか?

たとえば、表札、現代の家紋などをデザインしてみたり、
入口付近に間取り図をデザインしてみたり、ルーム表示、自宅のホームカード等々
色々なイメージが広がりますね。

自分の家だからこそ、自分たち家族の手跡を残す。

そんな遊び心のある、オリジナルの演出として「ホームグラフィックス」を
取り入れていくことをオススメします。

「ホームグラフィックス」新しいカテゴリーですね。



















 

「花の色付く季節!竣工撮影を行いました」

竣工後、一年以上経つ建物ですが、
花の色付く季節、丁度ガーデンも落ち着いて来たところで、竣工撮影を行って来ました。

ここは完成まで2年以上掛けた大型プロジェクトでした。

フランス郊外のプチホテルやオーベルジュをイメージしたレディースクリニックです。









晴天の中、植物が元気に花咲いていました。

ガーデンは、お馴染み ネイチャーデコールパートナーの、
軽井沢ガーデン&ファニチャーズ長谷川さんによるものです。





このレディースクリニックでは、
素材感や細部のディテールに至るまで
より忠実に本物を再現させるべく、
家具やシャンデリア、調度品は、フランスまで買い付けに行って来ました。

まるでホテルの様な産婦人科!


しばらくしましたらHPのWORKSに
実例の詳細をアップしますので、
お楽しみに!






「ネイチャーデコールの家 やってはいけない10の事」

デザインのある暮らしは、日々の生活を豊かにします。

ネイチャーデコールでは建築と共に、インテリアもトータルで提案しています。
建築のコンセプトやその家のライフスタイルにあった、
家具やインテリアをコーディネートしていくことは、とても大切です。
逆にその部分を蔑ろにすると、全てが台無しになってしまう、
と言っても過言では無いでしょう。

そこまで気にしながら家創りを進めていっても、
竣工後の家に行ってたまに遭遇する残念な事があります。

そこで今回は、「ネイチャーデコールの家 やってはいけない10の事」と題して、
その後の暮らしぶりにおいて、私自身が感じた、改めたいインテリアについてお話しします。 

サイン



1. 残念な壁掛け時計 

 引越祝いなどでプレゼントされてしまうケースもあるのでしょうが、
 壁掛け時計はインテリアの中でかなり目を引く存在です。
 デザイン過多なモノや主張し過ぎるモノは避けて、ここはシンプルで
 さりげなく空間に溶け込むモノにしたいですね。


2. 壁に無造作に貼られたカレンダー

 特に会社名がドーンと出ている営業カレンダー、これはいただけません。。
 お子様の学校のイベントやスケジュールを書き込んだり、、
 と何かと重宝されてるのでしょうが
 リビングやダイニングなど人の集まる場所でなく目立たないコーナーに、
 インテリア的にも目障りでないデザインのカレンダーにしたいですね。


3. 花器、観葉植物の鉢

 空間にグリーンを取り入れるのはとても良いことですが、どんな観葉植物にするか?
 という事ばかりに気を取られてしまい、花器や鉢はインテリアとミスマッチなところを
 よく見ます。まわりの素材とあえて外した異素材を取り入れてみたり、
 シンプルでモノトーンな色味にしたり、ここは十分気を使っていきたい部分です。


4. 柄を主張したインテリア

 うまくアクセントとしてインテリアのポイントになれば良いのでしょうが、
 柄を取り入れていくのはとても難しくテクニックが必要です。 
 自分の手作りや思い入れが先走りしてしまうものも、「柄」です。
 ここは、控えめに引き算のインテリアでいきたいですね。


5. 民芸調な家具

 自然素材で構成されたネイチャーデコールの家。だからといって家具やインテリアに
 木の素材感ガンガンな民芸調な家具などを導入すると、とたんに空間がまったりと
 野暮ったくなってしまうもの。全体のバランスを配慮した素材の配分はとても大切です。


6. カバー系は要注意!

 折角素材感にこだわったテーブルを導入したものの、傷や汚れが気になるからといって
 ビニール系のカバーを掛けたり、テーブルクロスでくるんでしまってはもったいない。
 傷や汚れも「生活の足跡」としてしまいましょう!
 また、少ない例ですが 、トイレの便座カバー、トイレットペーパーカバー、柄マット
 の3点セット、それも「柄物」で。。これはご家庭感が満載なので絶対に避けたいですね。


7. 蛍光灯の光

 蛍光灯でもLEDでも、いわゆるあの青みがかった光。
 昭和な居間を思い出してしまいます。厳選した照明器具もそれでは台無しです。
 色温度のある暖かい色は、肌も綺麗に、食事も美味しそうに、
 なにより空間が色っぽく見えますね。そのような暖色系な明かりにして下さい。


8. メモリアル、自分史、記念品

 何かで表彰された、海外旅行の写真、子供の成長の写真、家族代々の大切な歴史。。。
 どれも大切なものですね、でもアメリカンファミリーの家では無いので、
 それらがドサッと!リビングにあるのはどうかと思います。
 いくつかセレクトして間引きしながらディスプレイしたり、
 あらかじめメモリアルコーナーを決めておいたり、プライベートゾーンでの
 ディスプレイをオススメします。


9.  家電や生活雑貨の色

 冷蔵庫や家電を新規に購入される場合はまずは無難な「白」にして下さい。
 パステル調な色、木目や石目の◯◯風な色、これは間違いなく空間を壊します。
 また、食器なども柄や色を取り入れるのは上級者、まずは無難な「白」やシンプルな
 ものでまとめていって下さい。


10. ライフスタイルの変化で後から加わってきたモノ達

 ピアノ、犬のケージ、水槽、マッサージチェア、、、当初の設計段階では予定されなかった
 ものが、その後のライフスタイルの変化で出てきたモノ。それらが中心になってしまい、
 なんの配慮もなくただ配置されてるケースが多々あります。その場合はいまいちど全体の
 レイアウトを一から見直して、バランスを考えて導入していって下さい。 




以上が、 「ネイチャーデコールの家 やってはいけない10の事」です。

ネイチャーデコールのオーナーさんはとてもこだわってる方が多く、
デザインのある暮らしを大切にされています。
だからこそ、一般的な日常ではあたりまえのちょっとしたことが、
空間全体を台無しにしてしまうこともあります。

折角、時間を掛け、お金を掛け、こだわって創った自分仕様の家。
大切に更に磨きを掛けていきたいものです。

機能よりもセンス!
その美意識こそが生活をより豊かにしてくれるものだと、私は考えます。


関連情報「ネイチャーデコールの家に似合うアートって?」 
 → こちらから http://ourahiroshi.doorblog.jp/archives/39156640.html











 

「BS朝日"辰巳琢郎の家物語"で放映されます!」

BS朝日のリモデルの番組「辰巳琢郎の家物語」で、WORKS地中海の白い家が出ます!

そして今回はなんと、番組初!2週間連続スペシャル企画となり、
4月11日(土)と4月18日(土)の二回に分けての前編、後編が放映されることとなりました! 

「家は人生のステージです!」と常日頃からお話しさせて頂いてますが、
家を通した、ご夫婦の感動秘話が随所に感じとれる、そんな内容です。

◯タイトルは、「ミシュラン2つ星を持つ鮨職人の白いギリシャ風の家」


是非、ご覧になって下さい!


詳しくはこちらから → http://www.bs-asahi.co.jp/tatsumi/index.html


テレビ

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「桜並木に建つ家」

横浜青葉区で進行中の「PARISスタイルの家」
ここはこの時期、桜見物の名所となる、
あざみ野でも人の集まる桜のトンネル、
桜並木があるロケーションです。

家の両脇に大きな桜の木。

1階がガレージスペースで、道路より3m以上上がった、リビングルームからは、絶好の桜VIEWポイントが広がります。







青空に、桜とともに浮かび上がる、
ファサード。







桜のトンネルはこんな感じ。

散り始めのこの時期。
そろそろ、桜のジュータンが敷き詰められる そんな時期が自分は好きだな〜

足場が外され、インパクトのある外観が、来年のこの時期にはこの並木に溶け込むと思うと、今から待ち遠しいです。





「スキップフロアの家」

ネイチャーデコールでは少ない事例ですが、都心部でのスキップフロアの計画で、
延べ床面積30坪以下を五層のフロアで構成し、
自然光溢れる伸びのある空間に仕立てたお宅をご紹介します。

地階に天井高4mのリビングルームをとりました。
地階にも関わらず、ドライエリアとトップライトからの明るい陽射しが充分に取り込めました。

ドライエリアには「サウスサンドストーン」
を貼り、都市型のリゾート感のある演出をしております。

地階であることを忘れてしまいそうな、
明るく開放的な空間。






リビングから、更に90センチ下がった階層に、ワークルーム&ファミリールームがあります。

ここはこもって、本を読んだり家族の団欒スペースとしても重宝しています。

天井高はぐっと低めに2.1m程度に設定しています。
おこもりにはもってこいの、落ち着ける高さですね。






1階のダイニングゾーンから見下ろした
リビングルーム。


それぞれの階で、目線の広がりが変わり、実際の床面積よりも広く感じ取れるのが、
スキップフロアの良さであり、
面白さでもあります。

敷地面積に制約のある都心部や、
遊び感覚を取り入れて計画したいお宅に
是非、スキップフロアをオススメします!







「猫も楽しむロフトスペース」

素材と色を変えて、家の中にもう一つの家がある様なイメージで、キッチンの上にロフトスペースを作りました。

都心の狭小地に計画したこの家は、
三階部分にLDKをもってきて、
勾配天井を生かした、吹抜けを設けました。

更にキッチンと多目的カウンターの
天井高を低く抑え、その上にロフトがあります。






ロフトには、こうしてスチールのハシゴをかけて、登っていきます。






このロフトスペースは、この家の猫のお気に入りの様で、
こうして階段を脚を掛けながら、まるで人間の様に登って行きます。





そして、こんな感じで、猫ちゃんの
良い遊び場になってました。






プロフィール

大浦比呂志

数々の有名デザイン事務所で店舗デザイン、個人住宅建築、インテリアデザインなどに幅広く携わる。
1994年にネイチャーデコール(大浦比呂志創作デザイン研究所)を設立。
「人にやさしい 自然体の暮らし」というコンセプトをもとに、
独自のテイストで注文住宅を数多く手掛ける。
「自分らしく、自然 体でいられる豊かな生活」「五感に訴える空間づくり」を提案。

ギャラリー
  • 「インテリアも整い、竣工撮影!」
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